食事で薄毛は治せるの?

 

こんにちは。高橋栄里です。

 

今回は皆様から非常によく寄せられるご相談の一つ、

 

「食事療法で進行してしまった薄毛を治せるのか?」

 

についてのお話です。

 

食事で薄毛は治せるの?1女医高橋栄里ブログ

【薄毛に効く食べ物はあるの?】

 

インターネットなどでよく「この食材が薄毛や抜け毛を改善してくれた」という情報を目にすることがありますよね。

 

 

進行してしまった薄毛は食事療法で治療できるのか?

 

 

毛髪のトラブルでお悩みの方の場合、特に知りたい疑問のひとつなのになるのではないかと思います。

 

 

しかし結論から申し上げまして、これさえ食べれば確実に薄毛の進行を食い止められる、という食べ物は残念ながらありません。

 

薄毛の代表的な症状であるAGAの場合、主な原因はホルモンと体質にあり、特定の食べ物を食べたからといって治すことはできないのです。

 

 

よく言われている説として「わかめや昆布などの海藻類は薄毛に効く」というものがありますが、実はこれに医学的根拠はありません。

 

ミネラルや食物繊維などの栄養素が豊富に含まれた海藻類は確かに体には良いものであり、体が健康でなければ健康な髪も作れませんから、そういった観点では意味が無いわけではありません。

 

が、ピンポイントで薄毛に作用することはないのです。

 

 

また、髪の毛は生命維持とはあまり関係ない部分であり、体内で栄養が回される優先順位が低いとも言われています。

 

つまり「薄毛の改善のために」と思って口にした栄養素でも、その効果が髪にまで反映される割合は低いんですね。

 

 

私が特定の食材で薄毛が改善することはない、とあえて申し上げるのには理由があります。

 

 

薄毛に限らず、ダイエットやお肌のトラブル、なんらかのご病気などでお悩みをお持ちの方の場合、

 

「〇〇の改善には△△を食べると良い」

 

という情報を聞くと、そればかりを極端に食すようになる傾向に走る方がおり、

 

そのような食事を続けた結果、栄養バランスの偏りを招いてしまい、かえって体に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあるからです。

 

 

実際にクリニックに寄せられる相談の中には、薄毛を気にするあまり非常に偏った食生活をされている例も少なくありません。

 

 

健康な髪のことを考えるならまず、栄養のバランスの良い食事を摂ること。

 

 

また、食事だけでは不足しがちな栄養素については、無理に食事の量を増やして摂取しようとするのではなく、サプリメントなどを上手に活用するのも有効です。

 

髪のためだけでなく体の健康という観点からも考えて、自分の体質や生活習慣に合わせた食生活を心がけるようにしましょう。

 

 

以上を踏まえてになりますが、進行してしまった薄毛や抜け毛を治療できる食材はありませんが、健康的な美しい髪につながる食材というものはございます。

 

これらは薄毛が治療できる、といった類のものではなく、髪を作る材料となる栄養素を比較的多く含む食材として、健康な髪を保つためのご参考にしていただければと思います。

 

 

【健康的な髪のために摂り入れたい栄養素と食品】

 

(1)良質なタンパク質

・肉、魚、卵、豆腐、納豆、味噌 など

 

(2)ビタミン類、ミネラル類、食物繊維

・緑黄色野菜(トマト・ピーマン・ニンジン・ほうれん草・モロヘイヤ など)

・果物(オレンジ・いちご・キウイ・りんご など)

・海藻類(わかめ・昆布・ひじき・のり など)

・きのこ類(なめこ・しめじ・椎茸・舞茸 など)

 

(3)アミノ酸

・シスチン(卵・レバー・大豆・牛乳 など)

・グルタミン酸(昆布・椎茸・魚介類 など)

 

 

毛髪を構成するのは、18種類のアミノ酸で構成される「ケラチン」というタンパク質です。

 

よって、健康な毛髪のためには、主要成分であるタンパク質、毛髪の成長に重要なビタミン類、ケラチンを構成するアミノ酸の摂取が望ましいと思われます。

さらに、ミネラル類や食物繊維を加えましょう。

 

 

 

 

 

Dr.e CLINIC

 

 

 

 

 

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