長年当院で活躍してくれた看護師が 先日卒業を迎えました。 ⁡

彼女は、前職で育休明けの
仕事復帰後に抱いた葛藤を胸に、
当院に転職してきました。
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私もその時、ナース教育にもっと力を入れたい
と思っていたところだったので、
相互で力になりたいという思いがリンクし、
共に学び合いながら手を取り合って
これまでやってきました。
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子育ては時に自分の思いとは裏腹に
思い通りには行かないことも多く、
そんな中で日々情報が刷新される当院で勤務するには
並々ならぬ努力があったと思います。
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『もし自分が以前のように身軽だったら…』
『子育てを優先にしたい自分もいるし…』
『キャリアは捨てたくない…』
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子熊を守る母熊のように産後生物学的な本能として
ピリピリするのは人間も同じ。
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男性は仕事の在り方が変わらないのに、
多くの女性は変わるざるを得ない現実。
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働く女性が社会と育児の世界を行き来するには、
ある程度割り切れないとものすごく苦しい。
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どんな時代も時間だけは変わらない。
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両立なんてできていなかった私が
偉そうに言えることはないのですが、
限りある時間の中で、他に手が無ければ
自分の両手でできることをやるしかない。
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つまりは今ある手数で持てるものを
優先順位で決めていくしかないのです。
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その優先順位は、入れ替わっていくこともあるし、
変わらないこともある。
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人というものは、これまでできていたことが
出来なくなると意気阻喪となりがちですが、
逆を言えば変化に強くなります。
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彼女の姿を見ていると
子育てに奮闘していた昔の自分の姿も重なり、
個人的な思いと、他のスタッフのことも考えた
会社としての在り方を私自身も模索しながら、
寄り添い、時には陰ながらエールを送っていました。
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退職の申し出は有り難いことに様々なバランスを考えて
余裕をもって伝えてくれていたので、
そこからも一緒に計画立てていろんなことができました。
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退職が決まっても彼女ができる範囲で
いろんなことに挑戦するチャンスを与え、
彼女自身も果敢に新しいチャレンジをし、
ECLIにきたからこそできたことは
きっと財産になってるはず。
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でも、そこまで実現できたのは、
彼女の思いが本気だったからに尽きます。
だから私も本気でとことん向き合えた。
本気同士のシナジー効果は、
1人だったらなし得なかったことが
できるようになる威力がありました。
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ECLIを大切に思ってくれていた分、
私もできる限りのことは
してあげられたかなと思います。
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看護師の教育制度を見直したり、
ECLIマインドを引き継いできてくれた
彼女の卒業は寂しくもありますが、
これまでの活躍に心からの感謝の気持ちを込めて。
本当にありがとう！！
またプライベートで会いましょう😉✨