ご予約は、LINE公式アカウント、メールフォーム、もしくはお電話でお待ちしております。
お問い合わせにつきましては、メールフォームからご連絡ください。
当日のキャンセル等につきましては、お電話でご連絡いただけますようよろしくお願いいたします。
ボトックス注射での失敗例と対処法は?失敗しないためのポイントも解説
ボトックス注入はメスを使わずに注射をするだけで、気軽にシワの改善や小顔効果が期待できる人気の施術です。
しかし、どんなに手軽な治療とはいえ、やはり治療には少なからずリスクが存在するもの。そのため、治療の失敗例などが気になるという方も多いと思います。
今回はボトックス治療について、どのような失敗例があるのか、その対処法とともに詳しく解説していきます。
目次
ボトックス注射の仕組みと期待できる効果
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出したボツリヌス毒素という人体に無害なたんぱく質を注入する治療法です。
このボツリヌス毒素は、筋肉を動かす指令を脳から筋肉へと伝達するアセチルコリンという神経伝達物質が分泌されるのを抑え、局所的に筋肉の収縮を弱める働きがあります。
筋肉の過剰な動きをやわらげることにより、表情しわを軽減したり、エラやふくらはぎなどの発達した筋肉を小さくする効果があります。
ボトックス注射のリスクと副作用
ボトックス注射は毒素を原料としている薬剤であるため、副作用が気になるという方は多いのではないでしょうか。
ボトックスというのは米国のアラガン社が持つ商品名の商標であるため、ボツリヌス毒素による製剤を使用した治療はボツリヌストキシン注射とよばれる事もあります。
ボツリヌストキシンとは、ボツリヌス毒素の事です。ボツリヌストキシンの薬剤はボトックス以外にも複数存在しているのですが、ボトックスという薬剤が広く流通しており、ほぼ一般名称となっている事からボトックス以外のボツリヌストキシン注射を行う場合も「ボトックス注射」と呼ばれる事もあります。
気になるのは安全性ですが、各メーカーによって人体に悪影響が出ないよう調整し、品質管理も徹底されているため薬剤そのものの安全性は非常に高いものと言えるでしょう。
副作用という点ではあまり心配がないボトックス注射ですが、治療に関してリスクや失敗が全くないわけではありません。
はじめて受けられる方はボトックスで失敗したという情報を見て「もしかしたら私も同じようになってしまうのではないか…」と心配される方もいらっしゃると思います。
ボトックス注射は表情筋の働きを抑える事でしわを改善したり、表情をコントロールすることができる治療ですが、動きを抑制する表情筋を間違えてしまったり、注入する分量を間違えて筋肉の動きを制限したりしてしまうと、表情が不自然になってしまう可能性があります。
ボトックス注射での失敗例
ボトックス注射における失敗例は、下記のようなものが挙げられます。
表情が不自然になる
眉間や目尻などの目元付近にボトックスを打つと、目を閉じる役割をする眼輪筋に作用するため、目の開閉に影響が生じ、瞼が重く感じたり目が笑っていないような表情になったりすることがあります。また、口周辺のボトックスが効きすぎてしまった場合は、笑った際の唇の動きに違和感が出たり、口が閉じづらくなったりしてしまいます。
左右の口角の上がり方にばらつきがある場合も、笑った際に顔の片側だけが固定された様な状態となり、ひきつった不自然な表情に見えてしまう事があります。
注入する部位や角度、注入量が適切でないと表情筋が動かしにくくなり、表情に違和感が出てしまう可能性があります。ボトックスの効果は数ヶ月であり、永久的に続くわけではありませんが、当院では、経験豊富な医師が患者様の好みや理想に近づくように細かな筋肉の動きやシミュレーションを行っております。
目や眉尻が不自然に上がってしまう
眉毛の近くにボトックスを注射する場合、目や眉尻が吊り上がる症状(スポックブロー)が起こることがあります。
額のしわの動きを止めるためには前頭筋にボトックスを注入しますが、前頭筋は外側の方が筋肉が大きく、注入量が足りないと外側の筋肉だけが動いてしまい、吊り上がった見た目になってしまいます。しかし、普段から眉を上げる癖が強い場合や目を開ける時に額を上げる癖のある方は、額のボトックスにより目が重たく感じることがあるため、注入量や部位を見極めることが重要です。
左右非対称になる
もともと人の顔は、どんなに整った顔立ちの方でもよく見ると左右非対称です。左右で筋肉のつき方が異なることや、年齢を重ねると筋肉量が減ることにより、そのような見え方をします。
食べるときに片側を使って噛む癖のある方は咬筋が発達し、片側のエラが目立っている場合があります。
このような左右のバランスを調整することができるのがボトックスですが、左右同じ量や部位に入れてしまうと、さらにその差が大きくなってしまうことがあります。左右差が顕著ですぐに改善したい場合は、筋肉を動かしやすい方にボトックス注射を追加で打つことで、左右差を目立ちにくくするという方法もあります。
皮膚がたるむ
エラボトックスは咬筋にボトックスを注射することで、発達した筋肉を小さくし小顔効果をもたらす人気の施術です。
多くの場合は筋肉の縮小と共に皮膚も縮まるため、たるみが出ることはほとんどありません。しかし、多量にボトックスを打った場合やもともと咬筋が大きい場合などは、咬筋が想像以上に萎縮してしまったり、咬筋周辺を覆う皮膚が大きかったりするため、筋肉の萎縮によって余った皮膚がたるんでしまう場合があります。
また、加齢とともにたるんだ皮膚が元の位置に戻りにくくなるため、そのような方はHIFUや高周波などの皮膚を引き上げる施術を組み合わせて行うとよいでしょう。
ボトックス注射で失敗してしまったら
表情筋のボトックスは、1〜2週間後あたりがピークに効いている時期であり、基本的に効果は時間の経過とともに自然に消えていきます。ボトックスの持続期間は個人差がありますが、3〜4ヶ月程経過すれば元の状態に戻ります。
早くボトックスの効果をなくしたい場合は、アセチルコリン塩化物という効きすぎたボトックスの効果を弱める注射があります。この注射はボトックスと真逆の作用があり、ゆっくりと時間をかけて効くため、数日後に効果が現れます。1〜2週間間隔を空けて2〜3回注射を行う必要があります。
また、ボトックス注射は熱に弱い特徴があるため、当院では注入後効きすぎた部分にマシュマロリフトという超音波の熱を加えていくことにより症状が緩和する場合もあります。
ボトックス注射での失敗しないためのポイント
ボトックス注射の失敗は、以下に気をつけることでリスクを最小限にすることができます。
信頼できる医師を選ぶ
ボトックス注射は医師の経験、技術により効果に差が出る施術です。事前の診察で、不安や疑問にしっかりと答えてくれる医師を選ぶことで、失敗のリスクを減らすことができます。
また、ボトックス注射を受けるクリニックを毎回変えてしまうと、医師によって注入する箇所や量にばらつきが出る可能性があるため、信頼できるクリニックと医師を選ぶことで失敗のリスクを最小限にすることができます。
ボトックスを打ちすぎない
最初から多量のボトックスを打ってしまうと効果は個人差があるため、思っているよりも効きすぎてしまうことがあります。
当院では、いきなりボトックスが効きすぎて表情が動かなくなってしまったということがないよう、注入後1〜2週間のタイミングでボトックスチェックを行い、その方に合った量を調整しながら行います。
短期間に繰り返し注入することで、ボトックスに対する抗体ができてしまい、効果が低下してしまう恐れもあります。適切な量と間隔を空けて注入を行うことが重要です。
施術後の生活に気をつける
施術当日は注入部位がまだ安定していないため、注入部位をマッサージしたり、入浴や運動などで代謝が上がり熱を加えてしまったりすると、薬剤が施術部位以外まで広がってしまい、しっかりとした効果を得ることができない場合があります。
施術後3日間は、体温が上がる行動は避けていただくことが望ましいでしょう。
【まとめ】ボトックス注射での失敗例と対処法は?失敗しないためのポイントも解説
ボトックス注射は気軽にシワを改善することができる人気の高い施術ではありますが、効きすぎてしまったり、意図しない場所に効いてしまったりすると、トラブルが生じる可能性があります。
少しでもリスクを下げるためには、安心してお任せできるクリニックを選ぶことがおすすめです。
イーメディカルクリニック麻布では、これまで多くのボトックス製剤を扱ってきた経験に基づき、繊細なタッチの美しい表情を演出するためには製剤の品質というファクターは不可欠だと考えております。
そのため、当院では国内で最も品質の高い厚生労働省承認医薬品であるアラガン社製ボトックスビスタをご用意しております。
ご希望される方には、完璧にシワが入らないような方法で治療をすることもできますが、当院が求める美しさはあくまでも自然でナチュラルなお顔です。お一人お一人のお顔立ちに合わせて自然な仕上がりとなるよう、医師が細かく投与量の調節をして注入を行います。
ボトックスに興味がある方や疑問や不安を抱えているという方は、お気軽にお問い合わせください。