先日アップして好評だったココ・シャネルの名言。

今日はもうひとつ好きなことばを紹介します。

「美しさは外見だけでなく、心の中に存在する」（ココ・シャネル）

外見の美しさは、一時的で変化していくものであるのに対し
内面の美しさは、真の美しさであるとも説いています。

美容皮膚科医の私が言うのも変かもしれませんが
心の豊かさあっての外見の美。

ココ・シャネルのように信念を貫く姿勢や
内なるパワーが目に輝きや強い意思を宿し、
それが人を惹きつける最大の魅力になるのではないでしょうか。

20代の顔は親からのギフト
30代の顔は自身の生き様
40代から女はおもしろくなる
50代の顔はこれまでの功績

美容医療で若さを得ることは可能ですが、
心の豊かさが伴っていないとちぐはぐに見えがち。
私が素敵だなと思うのは自分軸をもった人。
まずは自分の軸を大切にブレないように、
その上で自分らしい美を追求する。

若さはそれだけでエネルギッシュで美しい。
でも誰もが歳を重ねていき、
自分の人生を歩んでいきながら、
その人にしかない生き様が刻まれていくのだから、
その人自身のかけがえのない歳々の美しさを
私は愛おしく思います。

ここ数年、美の基準は大きく変化したと感じています。
ルッキズムを乗り越える若い世代ほど
画一された美しさにとらわれていないようにも思います。

美容皮膚科医の立場として
心と外見、両方を美しく！といいたいところですが、
改めて、美しさってなんだろう？と考えたとき、
私が思う美しさは、「魅力的であること」かな。

いつの時代も今の自分が一番好き！
と言えるような心持ちでいられるよう、
中も外も磨いてく。

人生100年時代を、心が彩り豊かに生きていけるよう、
歳とともに自分をアップデートしていきたいという方にとって、
正しい知識を備えた美容医療は一つのツールとして
考えてもらえると嬉しいです。