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ヒアルロン酸注射の失敗例とリスクとは?
ヒアルロン酸注射は、シワやたるみの改善、輪郭形成などに用いられる人気の美容医療のひとつです。ダウンタイムが比較的少なく、短時間で見た目の変化を実感しやすいことから、多くの方に選ばれています。
一方で、ヒアルロン酸の注入部位や量、技術によっては仕上がりに満足できないケースや、思わぬトラブルが起こる可能性もあります。「不自然な仕上がりになってしまった」「左右差が気になる」といった失敗例を目にして、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで本コラムでは、ヒアルロン酸注射で起こり得る失敗例やリスクについて解説するとともに、後悔しないために知っておきたいポイントについても詳しくご紹介します。ヒアルロン酸注射を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
《この記事でわかる事》
- ヒアルロン酸注射はどんな部位に注入できる?
- よくある失敗例は?
- 失敗しやすい人の特徴は?
- リスクを最小限にするためのポイントは?
目次
ヒアルロン酸注入の適応部位と効果
ヒアルロン酸注射の目的は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、鼻や顎、唇などにボリュームを出して顔立ちを整えるプチ整形としての目的です。もうひとつは、シワやくぼみを改善し、肌に潤いや弾力を与えるといったスキンケア的な目的です。
ヒアルロン酸はさまざまな部位に注入することができますが、注入部位によって使用するヒアルロン酸の種類や投与量は異なります。
額へのヒアルロン酸注入
額へのヒアルロン酸注入は、大きく2つの目的で行われます。1つ目は、額の横ジワに対する注入です。一般的にはボトックス注射が行われることが多いですが、眼瞼下垂がある場合や、眼瞼下垂が疑われる場合には、ボトックス注射のみでは十分な効果が得られないことがあります。そのような場合にヒアルロン酸注入を行うことがあります。また、刻まれジワなどの深いシワに対しても、ボトックス注射ではなくヒアルロン酸注入が適している場合があります。
額にヒアルロン酸を注入することで、額の凹凸が整うだけでなく、目が開けやすくなる効果が期待できることもあります。
2つ目は、額のくぼみに対する注入です。
額の外側や眉の上あたりは、加齢とともにくぼみが生じることがあります。これは主に額の骨の萎縮やボリュームの減少によるものです。ヒアルロン酸を注入することでくぼみを改善し、丸みのあるなめらかな額のラインに整えることが可能です。
頬へのヒアルロン酸注入
頬のボリュームが減少すると、ほうれい線だけでなくゴルゴライン(目の下から頬にかけての溝)が目立つこともあります。頬へのヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を骨上や皮下に注入することで頬のボリュームを補い、頬を引き上げてたるみを改善する施術です。加齢によって頬のボリュームが減少すると、顔全体が下垂しやすくなり、ほうれい線やゴルゴラインが目立ちやすくなります。頬にヒアルロン酸を注入することで中顔面に立体感が生まれ、頬のリフトアップ効果が期待できます。
また、頬が引き上がることで、ほうれい線やマリオネットラインが目立ちにくくなるといった効果も期待できます。
ほうれい線へのヒアルロン酸注入
ほうれい線は、他のシワとは異なり複数の原因が重なって生じることが多いシワです。主な原因は大きく分けて3つあり、それぞれの原因に合わせてヒアルロン酸を注入することが重要になります。
1つ目は、頬のたるみによるタイプです。
これは最も多いほうれい線のタイプで、中年以降に頬のたるみとともにほうれい線が目立ってきたという方に多くみられます。この場合、ほうれい線へ直接ヒアルロン酸を注入するだけでなく、頬や頬骨付近、頬の外側部分にヒアルロン酸を注入して頬を引き上げることで改善が期待できます。また、たるみが原因となっている場合は、たるみ治療を併用することでより根本的な改善が期待できます。デバイス治療とヒアルロン酸注入を組み合わせることで、少ない注入量でも自然な仕上がりを目指すことができます。
2つ目は、鼻の横の骨の萎縮によるタイプです。
このタイプはアジア人に比較的多いとされており、鼻の横の骨がくぼむことでほうれい線が目立ちやすくなります。若い頃からほうれい線が気になる方は、このタイプであることが少なくありません。
3つ目は、鼻の横の筋肉の働きが強いタイプです。
こちらも比較的若い頃からほうれい線が目立つ方に多く、鼻の横にある筋肉が発達していることでシワが強調されます。このタイプの方はガミースマイル(笑った際に上の歯茎が見える状態)を伴うこともあります。この場合はヒアルロン酸注入のみでは十分な改善が得られないこともあるため、ボトックス注射を併用して筋肉の働きを弱めながらヒアルロン酸を注入する治療が有効なケースもあります。
顎へのヒアルロン酸注入
顎の骨は、加齢とともに萎縮しやすい部位のひとつとされています。特に日本人はもともと顎の骨のボリュームが少ない方が多く、加齢によって顎の後退やボリュームの減少が目立ちやすくなる傾向があります。顎の骨が萎縮すると、顎先にあるオトガイ筋の働きが過剰になり、いわゆる梅干しジワが目立つことがあります。この部分にヒアルロン酸を注入することで、顎先のボリュームを補い、口周りの力みを和らげて自然な表情を作る効果が期待できます。また、顎の形を整えることでフェイスラインや輪郭のバランスが整い、よりシャープな印象の顔立ちを目指すことができます。
唇へのヒアルロン酸注入
唇へのヒアルロン酸注入は、唇のボリュームアップだけでなく、形の補正や輪郭のデザイン、口元の印象改善、保湿効果など、さまざまな目的で行われます。唇は顔の印象を左右する重要なパーツであり、ヒアルロン酸を注入することで、立体感のある唇やバランスの整った口元を目指すことができます。また、ヒアルロン酸の保水力によって、唇の乾燥や縦ジワの改善が期待できる場合もあります。目的によって注入する位置や投与量、デザインが異なるため、施術前に仕上がりのイメージを医師としっかり共有することが大切です。
ヒアルロン酸注射の失敗例
ヒアルロン酸注射は、部位によっては少量でも変化を実感しやすい施術です。しかし、注入量が多すぎたり、適切でない部位に注入した場合、顔が不自然に膨らんでしまったり、いわゆる「ヒアル顔」のような仕上がりになってしまう可能性もあります。ヒアルロン酸は顔のさまざまな部位に注入することができますが、特にシワやくぼみの改善を目的として注入する部位では、仕上がりの違和感やトラブルが生じることもあります。
具体的な失敗例をご紹介します。
不自然な仕上がりになってしまった
ヒアルロン酸を注入することで、シワやたるみ、くぼみなどが改善し、ふっくらとした若々しい印象になることが期待できます。しかし、中には不自然な仕上がりになってしまったというケースもあります。その原因としては、ヒアルロン酸の注入量が適切でない場合や、注入する医師の技術・デザイン力の差などが考えられます。
例えば、唇にヒアルロン酸を過剰に注入すると腫れぼったい印象になってしまうことがあります。また、顎に過剰に注入した場合は顎がしゃくれたように見えたり、頬に多く注入すると顔全体が膨らんで見えるなど、不自然な印象につながることがあります。さらに、表情を作った際に注入したヒアルロン酸が不自然に盛り上がって見えるケースもあります。
ヒアルロン酸注入は、単に多く注入すればよいというものではありません。一人ひとりの顔立ちやバランスに合わせて、適切な注入部位や投与量を見極めて施術を行うことが重要です。
注入部位が凸凹する
ヒアルロン酸を注入する際、均一に注入されていない場合、施術部位が凸凹とした仕上がりになることがあります。原因としては、ヒアルロン酸を注入する皮膚の層が浅すぎる場合や、過剰に注入してしまった場合などが考えられます。特に額や唇など皮膚の薄い部位では凸凹が目立ちやすく、しこりのように見えることもあります。一方で、注入量が少なすぎる場合にも、くぼみやシワが十分に改善されず、結果として凹凸のある仕上がりに見えるケースがあります。
また、ヒアルロン酸注入直後は製剤がまだ組織に馴染んでいないため、一時的に注入部位が凸凹して見えることがありますが、多くの場合は時間の経過とともに自然に馴染み、改善していきます。しかし、しばらく時間が経っても凸凹が改善しない場合には、ヒアルロン酸溶解剤(ヒアルロニダーゼ)による調整が必要になることもあります。
血流障害による皮膚壊死
血流障害による皮膚壊死は、ヒアルロン酸が誤って血管内に注入されたり、ヒアルロン酸によって血管が圧迫されることで血流が遮断されることにより起こる、非常に稀ではあるものの重篤な合併症です。特に鼻や眉間、額など血管が豊富な部位で起こる可能性があり、場合によっては皮膚壊死だけでなく、重篤なケースでは失明につながる可能性もあるとされています。
そのため、ヒアルロン酸注入は顔の解剖を十分に理解した医師が、適切な手技で慎重に行うことが重要です。また、施術中に強い痛みや違和感、皮膚の色の変化など異常を感じた場合には、速やかに医師へ伝えることが大切です。
ヒアルロン酸注射で失敗しやすい人の特徴
まず、「失敗」といってもその内容はさまざまです。よくあるのは、「思っていた仕上がりと違う」「不自然に見える」「腫れや内出血が目立つ」といったケースです。その中でも特に多いのが、「期待していた仕上がりと実際の結果のギャップ」です。これは必ずしも施術の技術的な問題だけではなく、治療前のコミュニケーション不足が原因となることもあります。
例えば「ほうれい線を目立たなくしたい」というご希望でも、患者様によってイメージしている仕上がりは大きく異なります。完全に目立たなくしたいと考える方もいれば、少し薄くなる程度でも満足される方もいます。このような医師と患者様の認識の違いが、施術後の不満につながってしまうことがあります。このほかにも、ヒアルロン酸注入で満足度が下がってしまう可能性がある方にはいくつかの共通点があります。患者様を批判するものではなく、より良い治療結果につなげるために医療者側が注意して確認しているポイントでもあります。
理想が明確すぎる方
ヒアルロン酸注入によって「芸能人の〇〇さんのようになりたい」など、非常に具体的な理想像をお持ちの方は注意が必要な場合があります。ヒアルロン酸注入はシワやくぼみの改善、輪郭形成などに効果的な治療ですが、すべての理想を完全に再現できるわけではありません。患者様一人ひとりで骨格や筋肉のつき方、皮膚の状態などが異なるため、同じ施術を行っても仕上がりは異なります。理想のイメージを共有していただくことはとても大切ですが、顔全体のバランスや解剖学的な特徴を考慮しながら、現実的に可能な範囲で改善を目指すことが重要です。そのためにも、施術前に医師と十分に相談し、仕上がりのイメージをすり合わせておきましょう。
急いでいる方
患者様の中には、「〇日後までに何とかしたい」など、比較的タイトなスケジュールでヒアルロン酸注入を希望される方もいらっしゃいます。ヒアルロン酸注射は比較的ダウンタイムの少ない施術ではありますが、腫れや内出血が生じる可能性はあります。また、施術後の仕上がりを確認したうえで、必要に応じて微調整が必要になる場合もあります。そのため、大切な予定がある場合には直前に施術を受けるのではなく、ダウンタイムやアフターケアも考慮し、余裕を持って治療のスケジュールを立てることをおすすめします。
他院での治療歴を詳しく話されない方
カウンセリングや診察の際には、これまでに受けた他院での治療歴についてお伺いしています。この情報は、ヒアルロン酸注入やその他の美容治療を行ううえでとても重要な判断材料となります。施術前にはお顔の状態を確認しますが、過去にヒアルロン酸の注入歴がある場合、いつ・どの製剤を・どの程度注入したのかによって、施術の方法や提案内容が変わることがあります。
そのため、過去の施術について分かる範囲で構いませんので、できるだけ詳しく情報を共有していただくことで、より安全で適切な施術につながります。
料金を最優先される方
ヒアルロン酸注入を検討する際に、とにかく安く施術を受けたいと料金面だけを重視される場合は注意が必要です。もちろん、治療を受けるうえで費用を考えることはとても大切であり、当院でも無理な治療のご提案を行うことはありません。しかし、安全性や効果よりも料金の安さだけを優先してしまうと、結果として満足のいく仕上がりにならない可能性があります。
ヒアルロン酸注入は、使用する製剤の種類や医師の技術、デザイン力によって仕上がりが大きく左右される施術です。料金だけで判断するのではなく、安全性や施術実績なども含めて総合的に検討することをおすすめします。
ヒアルロン酸注射のリスクを最小限にするためのポイント
前述のとおり、ヒアルロン酸注入は比較的安全性の高い施術とされていますが、まったくリスクがないわけではありません。施術を受ける際に意識しておきたいポイントをご紹介します。
経験豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸注入で満足度の高い結果を得るためには、クリニック選びが非常に重要です。ヒアルロン酸注入はメスを使用せずにリフトアップや輪郭形成ができる施術ですが、医師の技術や経験によって仕上がりが大きく左右されます。
そのため、カウンセリングを丁寧に行い、仕上がりのイメージをしっかり共有できる医師が在籍しているクリニックを選ぶことが大切です。また、ヒアルロン酸注入の経験が豊富な医師であるかどうかも重要なポイントになります。
事前に、クリニックのホームページやSNSなどで医師の症例写真や実績を確認しておくのもよいでしょう。一方で、ナチュラルな仕上がりかどうかは、写真だけでは判断しづらいこともあります。写真ではきれいに見えても、実際に見るとやや入れすぎに感じられるケースもあるためです。だからこそ、症例写真だけを参考にするのではなく、カウンセリングの場で自分が理想とする仕上がりをしっかり共有し、医師と十分に擦り合わせることが大切です。
さらに、カウンセリングや診察の際に施術内容だけでなく、副作用やリスク、アフターケアについても丁寧に説明があり、万が一トラブルが起きた場合にも適切に対応してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
効果を求めすぎて過剰に注入しない
ヒアルロン酸注入には持続期間があり、時間の経過とともに少しずつ体内に吸収されていきます。そのため、きれいな仕上がりを維持するためには定期的にメンテナンスとして注入を行うことが一般的です。しかし、注入の頻度が多すぎたり、過剰にヒアルロン酸を注入してしまうと、不自然な仕上がりになる可能性があります。施術後の顔に見慣れてくると、さらに効果を求めて注入量を増やしたいと感じる方もいらっしゃいますが、顔全体のバランスを考慮せずに注入を繰り返すと失敗のリスクが高まります。
ヒアルロン酸注入は、適切な量を段階的に調整していくことで、自然な仕上がりを維持しやすくなる施術でもあります。注入のタイミングや量については、診察時に医師とよく相談しながら計画的に行いましょう。
【まとめ】ヒアルロン酸注射の失敗例とリスクとは?後悔しないためのポイントも解説
ヒアルロン酸注射の失敗例やリスク、後悔しないためのポイントについて詳しく解説しました。
この記事では、下記のようなことが理解できたのではないでしょうか。
《この記事でわかった事》
- ヒアルロン酸は額・頬・ほうれい線・顎・唇など様々な部位に注入でき、部位ごとに目的と効果が異なる
- よくある失敗例として不自然な仕上がり・凸凹感・血流障害による稀な合併症がある
- 理想が明確すぎる方・急いでいる方・治療歴を共有しない方・価格だけで選ぶ方はトラブルになりやすい
- 経験豊富な医師のいるクリニック選びと、過剰注入を避けた段階的な調整が満足度を高めるポイント
ヒアルロン酸注射は、シワやくぼみの改善、輪郭形成などに幅広く用いられる美容医療ですが、注入部位や量、医師の技術によって仕上がりが大きく左右される施術でもあります。失敗や後悔を防ぐためには、施術のリスクや特徴を理解し、自分に合った治療を提案してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
イーメディカルクリニックでは、自然な仕上がりでありながら満足度の高いヒアルロン酸注入治療を大切にしています。患者様一人ひとりの骨格や筋肉の動き、皮膚の状態を丁寧に診察したうえで、適切な製剤の選択や注入部位、投与量を総合的に判断し、バランスの取れた治療をご提案しています。
ヒアルロン酸注入をご検討されている方は、不安や疑問点も含めてお気軽にご相談ください。患者様それぞれのお悩みに寄り添いながら、自然で美しい仕上がりを目指した治療をご提供いたします。







