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たるみリフトアップのための糸~スレッド術~
こんにちは。美容と髪のエイジングケアドクターの高橋栄里です。
スレッド(糸)リフトの研究日でした。スレッドリフトは、「たるみの機械、ヒアルロン酸注入やボトックスではリフトアップ効果が出にくい部位が気になる…だけど手術は嫌」という方に人気の施術です。スレッドには様々な種類があって、大きく分けると溶けるタイプから溶けないタイプがあります。それぞれの特徴から好みもありますが、私は溶けるスレッド派。
理由は、永久的に残る異物は将来異物反応が起きる可能性もあるし、一度入れた糸を何らかの事情で抜きたいと思ったときに抜くことがほぼできないからです。また、スレッドの材質によっては照射できない医療機器が出てくる場合もあります。
なので、取り除きにくいリスクがあるものは、基本的に私は使いません。
生体内吸収素材として医療現場において安全性が確立されているところでいえば、PDO(ポリデオキサノン)PLA(ポリ乳酸)やPCL(ポリカプロラクトン)がメジャーですが、スレッドにはさらに様々なタイプがあり、組織へのひっかかりを良くするためにコグがついていたり、その引っ掛かりがとれにくいようにコグのつき方が工夫されていたり、持続性を高めるためにコグにメッシュが巻きつかれていたり、多種多様です。
なので、部位や状態、目的によって、それぞれの糸の特徴を生かしながら使い分けるドクターも多くいらっしゃいます。技術はもちろんですが、スレッドにより見た目に移動する皮膚のボリュームまで想定し、全体的なバランスを見極めるのはセンスが問われるところではありますが、
患者様の通院ペースや他の施術なども含めて総合的に判断してくれるドクター選びがベストじゃないかな。どんどん新製品が出るので、そのたびにこうして、他のドクターと少人数でじっくり話し合い、実践。
ご協力していただいた皆様、ありがとうございました。