麻布十番の美容皮膚科
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ダーマペンの効果は針の深さで変わる?ダウンタイムとの関係も解説

ダーマペンの効果は針の深さで変わる?ダウンタイムとの関係も解説

ダーマペンは、16本の微細な針を用いて肌に穴をあけることで、肌の治癒能力を利用し、小じわやたるみ・毛穴の開き・ニキビ跡など、様々な肌のお悩みを改善するとされています。
ダーマペンは、お悩みに合わせて針の深さが調整でき、深さによっても効果が変化します。それなら「針は深い方が効果あっていいのでは?」という疑問を持つ方も多いと思います。
そこで今回は、ダーマペンの針の深さによる効果の違いについて詳しく解説いたします。

ダーマペンの針を刺す深さによる効果の違い

ダーマペンは、針の深さを0.2~3.0㎜まで0.1㎜単位で調整が可能です。
皮膚は大きく分けて外側から【表皮】【真皮】【皮下組織】の3層で構成されています。肌のお悩みの原因はさまざまであり、お悩みに応じて適切な層へのアプローチが必要となります。

0.2㎜〜0.5㎜の場合

比較的浅い0.2㎜~0.5㎜は、表面へのアプローチが可能であり、角質層を健全な状態へと導きます。

0.8㎜〜1.5㎜の場合

表皮の基底層から真皮まで届くのが、0.8㎜~1.5㎜の深さです。
表皮と真皮をつなぎ合わせている基底層では、シミや色素沈着のもととなる「メラニン」が生成されています。基底層が乱れるとシミが出来やすくなるほか、肌のバリア機能が低下して、しわやたるみなどの肌老化にもつながってきます。
基底層にアプローチをすることで、肌のターンオーバーを促し、明るく若々しい肌へと導く効果が期待できます。また、真皮層まで針が到達すると、線維芽細胞が活性化し、ダーマペンによってできた傷を治そうとする治癒過程で、肌のクッションの役割をしている【コラーゲン】や【エラスチン】も生成されるため、肌の弾力もアップするとともに、セルフケアでは改善しにくいニキビ跡や毛穴トラブルの改善も見込めます。

2.0〜3.0㎜の場合

2.0㎜以上の深さになると、部位によっては真皮層を超えて皮下組織まで届きます。重度のニキビ跡や深い傷跡に高い効果を発揮します。
ただし、針が深くなるほど痛みを感じやすくなるほか、アフターケアをしっかり行っていても色素沈着や傷跡が残るリスクもあるため、部位の相談をしっかりと行う必要があります。

狙う効果によって針の深さが変わる

肌のトラブルに合わせて針の長さは調整可能ですが、ご自身のお肌の状態や希望する効果に合わせて行わないと、かえって肌に負担になってしまいトラブルを招くこともあります。そのため、最適な深さで施術が受けられるように、担当スタッフとよく相談する必要があります。

ニキビ・小じわ

0.2mmの深さで施術すると、角質層へアプローチすることができます。角質層はお肌の表面部分となっており、ニキビ治療や小じわに対して効果的です。
ただし、炎症が強いとダーマペンが行えない可能性があります。白ニキビの状態でダーマペンを行うことで、ターンオーバーを促進させることができ、ニキビの悪化を防ぐことにもつながります。
ダーマペン直後は好転反応によりニキビが悪化したり、増えたりする可能性がありますが一時的な症状であり、時間の経過と共に改善するため心配はありません。

小じわ・肌のたるみ

0.5㎜の深さで施術すると、表皮層へのアプローチが期待でき、小じわや表皮のたるみ改善が期待できます。
ダーマペンの施術によって肌に傷をつけることで線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンが増えます。また、傷を治す過程でもコラーゲンやエラスチンが増えるため、肌のハリや弾力が向上することで小じわやたるみの改善につながります。特に皮膚が薄い目元の小じわに効果的であり、しわやたるみが深くなってしまう前の予防にもつながります。

色素沈着・毛穴の開き・クレーターのニキビ跡・傷跡

0.8㎜~1.5㎜の深さで施術すると、基底層へのアプローチが期待できます。
基底層は、表皮と真皮の間にある層であり、新しい皮膚の再生を促すことができるので、エイジング効果・色素沈着の改善・毛穴の開き・クレーターのニキビ跡・傷跡への効果が期待できます。

毛穴の開き・たるみ毛穴・凹凸としたクレーターやニキビ跡

2.0㎜~3.0㎜の深さで施術すると、真皮層へのアプローチができ、毛穴の開きを改善させる効果が期待できます。
毛穴の開きやたるみ毛穴などは、真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少し、お肌の水分や弾力が失われるため生じます。真皮のコラーゲン・エラスチンを活性化させることにより、お肌全体にハリや艶が出て毛穴が目立ちにくくなるでしょう。
また、凹凸としたクレーターやニキビ跡などの原因は、肌の深部までダメージが及んでいるため深さが必要になります。

部位による針の深さの違い

効果や目的別にダーマペンの針の深さを紹介しましたが、実は施術を受ける部位によっても、最適な深さは変わってきます。
お顔と一言にいっても、目周りと頬では脂肪の厚さが変わってくるため、針の深さを調整する必要があります。

針の深さによって痛みやダウンタイムは変わる

ダーマペンの針の深さを変えると、痛みの強さやダウンタイムの長さにも違いが生じます。では、どのような違いがあるのか見ていきましょう。

痛みの違い

痛みの感じ方には個人差がありますが、ダーマペンは針を刺す治療のため、チクチクとした痛みがあると言われています。
針を深く差すほど痛みは強く出てくるでしょう。しかし、当院では治療の前には麻酔クリームを使用するため、耐えられない痛みではないですが、どうしても痛みが辛い場合は、笑気麻酔のご用意もありますのでお声かけ下さい。
また、痛みは施術中だけなく施術後も続きます。
麻酔が切れるとヒリヒリとした痛みと共に、灼熱感を感じる方が多いです。施術後の痛みも我慢できる程度であり、1~3日ほど経過するとほとんど落ち着いてきます。日常生活に支障が出たり、痛みが長引いたりする場合は医師にご相談ください。

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ダウンタイムの違い

ダーマペンは針でお肌を傷つけることで様々な肌悩みを解決する治療のため、ある程度のダウンタイムは避けられません。
施術後から数日間は、赤みや腫れ・むくみや皮向けなどの症状が現れます。
0.2㎜~0.5㎜では、約2~3日間、0.8㎜~1.5㎜では約4~5日間、2.0㎜~3.0㎜では約6~7日間程度を見ていただくといいでしょう。
痛みの強さと同様に、針を深く差すほどダウンタイムも長引く傾向にあります。特に1.5㎜以上の深さになると内出血が起こりやすく、トラブルのリスクも高まるため、適切なアフターケアが欠かせません。
施術後の注意事項を守り、できるだけお肌の安静を保ちましょう。

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【まとめ】ダーマペンの効果は針の深さで変わる?ダウンタイムとの関係も解説

ダーマペン施術では、肌のお悩みに合わせたアプローチをすることが大切です。また、安心して施術を受けるためにも、部位ごとに針の深さを変えることはもちろん、ダウンタイムや痛みにも配慮したクリニックを選ぶことも大切です。
イーメディカルクリニック麻布では、お客様の肌状態やライフスタイルに合わせた施術を肌の専門家がご提案させていただきます。
できる限り不安や疑問を解決し、お客様の目指す理想の美のサポートをさせてください。お肌のことでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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