薄毛の治療は、高齢になると、効果が出にくい？

院長の高橋栄里です。今回は、高齢になると発毛・育毛は難しいのか？というお話です。

これについては、ずばり、医学的に証明されているわけではありません。

「ちょっとずつハゲてきていて・・でも年齢的に効果は出ないものなのでしょうか？」というご質問も多いのですが、あきらめるのは早いです。ただ、加齢とともに脱毛（薄毛）は進行するため、高齢になるほど毛が濃くなる実感を得にくい状況下になっていくであろうことは考えられます。

AGA治療の効果の出方は、年齢だけではなく「（症状の）進行具合」に影響するため、一概には言えないのですが、臨床的にみると、高齢者や中等症以上の男性型脱毛症については、患者様の満足度も十分とは言い難いのが現状です。（とはいえ、育毛サロンで高額を使うのであれば、まずは医療機関に相談し、医療機関での発毛・育毛ケアを心がけるほうが効果的です。）

やはり、同じ治療をした場合、発毛力やボリューム感を実感するのに、５０代・６０代よりは３０代・４０代のほうが早い傾向にあります。

また、薄毛は進行していきます。そのため、今後のQOLを高めたい場合は、「早期予防」「早期治療」がポイントといえるでしょう。そして、進行具合により、ご提案する治療もそれぞれ異なってきます。AGAだと思っていても、実は違う場合もあります。その方の症状とご予算に合わせて、様々なコースをご用意しておりますので、髪の毛のお悩みは、髪のお医者さんへお気軽にご相談くださいませ。

先日、「御神神社」のお守りをいただきました。当院にくる方々の、髪のお守り。私が、しっかりと、診察・治療いたします。気になることがありましたら、ちょっとしたことでも何でも聞いてくださいね。