薄毛治療薬についてのお話

こんにちは。高橋栄里です。今回はAGA治療薬についてのお話をさせていただきます。

偽薬の危険性

つい先日、厚生労働省が今年４～９月に、インターネット上で偽造医薬品などを販売している７４サイトを事実上、強制的に閉鎖していたことがニュースに出ましたね。未承認の薬や偽薬など、海外の業者へ委託し取引をしていたネット販売の業者に対し、厚生省は今まで閉鎖要請にとどまっていましたが、監視体制の一層強化を図る方向へ動き出したようです。偽造薬の中には服用すると生命に関わるものもあり、徹底してほしいところではありますが、こうしたネット販売を完全にゼロにするのは実際は難しいところ・・。となると、もはや自分の身は自分で守るしかありません。

育毛・発毛薬の購入

実際に薄毛が気になっている方でネット販売の薬で購入している方もいまだいると思いますし、また、市販のヘアトニックや育毛製品で「ひとまず」をしのいでいる方も少なくないと思います。その理由は

・クリニックへ行くことに抵抗がある

・治療費が高そうだから続けるのが難しそう

・市販の育毛剤などで、もしかしたら効果があるかもしれないし・・・

など、色々とあると思います。私の周りにも、「薄毛は気にしているけど、治療までは・・・」という男性が何人もいます。確かに、効果を出すための治療をするにはそれなりの費用がかかるし、薬も使う。

でもきちんと医師の元で薬を使えば安心ですし、早くスタートすれば効果も出やすく、予防にもつながり、結果、よく育毛サロンで聞くような莫大な額にならずに済みます。そして、その方の状態に合わせて治療のペースダウン・コストダウンも図っていくこともできます。一方、育毛サロンとかですと、自らの毛を生やすわけではないので、どんどんお金がかかってくる（以前のブログ※）。AGAは進行性ですから、要は、「コントロール」をうまくしていくことがベスト。

いずれはやることであれば、早いに越したことはないのがAGAの治療の特徴といえるでしょう。そして、生活の向上は、仕事にもつながり、プライベートにもつながり、心が豊かになります。通院しているうちに、男力が上がるというか・・髪形まで変わっていい感じにヘアメイクもしたり、素敵な印象を伴ってくる方が多く、こちらまで心温かくなるから、この仕事をやっていてよかったなぁとつくづく思います。

男の身だしなみ

今では、女性が美容に投資をするように、男性も身だしなみに気を遣い、自分磨きに投資をする時代になってきましたよね。15年前から医療に携わってきた私としては、男性の意識がすごく変わってきたなぁと感じます。クリニックに来院される年齢層は20代から60代までと幅広いのですが、現場の傾向としては、30代40代の方がスマートに来院されることが増えてきたのが印象的です。

薄毛・抜け毛が気になりだしたら、まずはお気軽にご相談ください。