「早めの冬じたく」

東京は、11月から12月にかけて
平均気温は約5℃、ストンと下がる。

気温と湿度が下がると、
呼吸器ウイルスは空気中で生き残りやすくなって、
私たちの粘膜も乾燥して、防御力が落ちていく。

ここ数年、インフルエンザの流行が早く立ち上がる背景には、

・コロナ禍でインフル自体がほとんど流行せず、
　インフルに一度もかかったことがない子ども世代が増えたこと
・大人も、過去に得た免疫が少しずつ薄れていること
・マスクや行動制限がゆるみ、
　人の移動と接触の機会が一気に戻ったこと

こういった要素が重なって、
従来より早いタイミングから流行しやすい土壌ができていると考えられています。

だからこの冬は、
少しだけ「早めの冬じたく」をして
流行の波に備えておきましょ。

・十分な睡眠
・からだを冷やしすぎないこと
・のどと鼻の粘膜を乾燥させないこと（加湿・保湿）
・必要に応じて、ワクチンという選択肢も検討すること

こういうベーシックな健康管理を
少し早めに意識しておきたい、冬の入り口。⛄️

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