【無痛ブロック麻酔が生まれたきっかけ】

美容医療のハードルのひとつに
「痛み」がありますよね。
⁡
痛そうという不安な想像だったり、
初めて受けた治療の痛みに驚き、
2回目の治療に二の足を踏んでしまったり…。
⁡
美容皮膚科は、皮膚という
生きてる臓器を治療する科です。
⁡
皮膚を診断し、疾患を治し、
健康的な若々しい肌にするには、
皮膚のメカニズムを考えた段階の
コントロールが肝となります。
⁡
これにより良い状態をなるべく
持続させることも実現します。
⁡
美容室に行くペース感覚で皮膚科にくる気軽さは
あったほうが良いと思うのですが、
大きな違いは髪は死んだ細胞(頭皮は皮膚です)、
皮膚は生きた細胞という点です。
⁡
つまり、美容皮膚科に行く目的でいえば、
一度で治療が完結するわけではありません。
⁡
むしろ良い状態にするために
一時的な悪化すらあります。
⁡
そのため、より継続しやすい治療を提供できることは
イークリが重要視しているポイントの１つです。
⁡
中でも「痛み」は障壁にもなりやすく、
これまで当院ではなるべく痛みを軽減できるように
麻酔の種類や針の太さ、
痛み軽減のぶるぶるペンなど
様々なアイテムを駆使し、
痛みの軽減に取り組んできました。
⁡
しかし、それでも痛みが勝る治療が多いことは
私たちにとっても大きな課題でした。
⁡
特に当院で得意とする肌育治療は
針の刺す回数も多く痛みが伴う治療です。
⁡
さらに痛みを軽減するために何かできないか…
と考えた際に麻酔科のペイン領域を検討しました。
⁡
そんな時、当院に入職することが決まっていた
麻酔科医標榜医・認定医でもある
青木絵里先生と一緒に編み出したのが
「無痛ブロック麻酔」です。
⁡
通常の神経ブロック麻酔は、
局所の痛みを取り除くことが主な目的なので、
一時的に局部が動かなくなるほどの
麻酔の効き具合は仕方ないという部分があります。
⁡
ですが、動きが長時間抑制されてしまうと、
その後の生活のスケジュールも
長時間制限されてしまいがちです。
⁡
また施術者としても、
シワやたるみの施術時に顔の細かな動きを
チェックしながら繊細に施術をしたい治療もあり、
私たちが拘った点は、
できるだけ「運動(動き)」は残しながら、
「知覚」だけを取り除き麻酔の効果が
早めに切れるような細かな調整でした。
⁡
これは一般的な麻酔科医でも難しく、
高度な技術の麻酔を伝授してもらい
ECLIオリジナルの「無痛ブロック麻酔」が生まれました。
⁡
実は、ここまで拘った美容のペイン対策は業界初の試み。
安全で安心な医療に向けて常にアップデートしていきます。
⁡
この麻酔を実現するにあたり、
小児麻酔、心臓麻酔、区域麻酔を中心に指導に
あたっておられます佐藤慎先生にもご協力いただき、
この場をお借りして御礼申し上げます。
⁡
小児の神経ブロック麻酔を
数多く行なっていることもあり、
学び多き時間でした。
ご指導ご教授、本当にありがとうございました。
⁡
⁡
▶無痛ブロック麻酔（神経ブロック麻酔）とは💉？
従来の神経ブロック麻酔の中でも、
”動きは残しながら痛みをとる”という手法で
キシロカインやエピネフリンの量や濃度を計算し、
細かく調査しながら神経ブロック麻酔を
コントロールしていきます。
⁡
神経ブロック麻酔は、
神経の周辺に局所麻酔薬を注射し
て痛みを大幅に軽減する方法です。
麻酔薬が神経に作用し痛みの伝わる経路を
ブロックすることで痛みを取り除きます。
麻酔の効き具合は個人差があり、
個人に合わせたブロック麻酔を行っていきます。
⁡
⁡
⁡
当院の無痛ブロック麻酔は
通常の神経ブロック麻酔とは異なり、
経験を積んだ医師だからこそ成せる
高い技術の麻酔です。
⁡
注入治療、肌育治療、発毛治療など
痛みを軽減しながら治療されたい方は
是非当院 @ecli_emedical_clinic までご相談ください。
※その他笑気麻酔もご用意しております。