自分が選んだ人生には満足しているけれど

自分が選んだ人生には満足しているけれど、
仕事に関して、現状に満足することはありません。

「現状維持は衰退のはじまり」

そう思うから、
私自身の技術も、ECLIの接遇や教育にも、
向上心を持って取り組んでいます。

「現状に満足しないことはいいことだ」
鉄鋼王、アンドリュー・カーネギー氏のことばです。

現状に満足しないことは
学びを止めないということ。

アインシュタインは「人生は学びの連続」
ということばを残しています。

頭脳を磨き続けるということは、
チャンスが訪れたときにそれがチャンスだと理解し
見逃さずにつかみとることにつながります。

チャンスをつかめるか、つかめないか、
それは
「気づく」か「気づかない」の違いだと思います。
人生は誰にでも必ずチャンスが訪れます。
目の前のチャンスをつかみとるのは「気づくひと」。
人生の目的、つまりゴール設定ができているから
何をすべきかわかる。
使命感を持っているから、何を求められているかがわかる。

必要なものを適切なタイミングでつかむことができるのです。
気づくひとはどんどん進化して、よい人脈にも恵まれます。
こうして「気づかないひと」との差は大きく開いていくのではないでしょうか。

チャンスをつかむ第一歩は、学び続けること。
その次に、人生に目的や目標を持つこと。
そもそも私たちを取り巻く環境の変化を理解していないと
ゴール設定がズレてしまいます。

たとえばあるクリニックが
「今を最高に美しくするクリニック」という目標を掲げたとしても
人生100年時代には、今だけでなく
10年、20年、もっと先も継続的な美しさが求められるはずです。
環境の変化に対応したサービスを提供するには
やはり世の中の流れを知っておくための学びが必要です。
学びを止めた途端、変化に追われる立場になってしまいます。

もっとできることはないかな？
日々、自分に問いかけています。

同調することが当たり障りなかった背景の中
「えりは人と違うことばかり選ぶね」
「一度やってみないと気が済まないよね」
幼い頃から両親や友人にこんな風に言われていたように思います。

人から見たら、苦労を背負うようにも遠回りにも見えるかもしれません。
一度きりの人生、こうすればよかった、なんて後悔はしたくない。
一度でも妥協をしたら、私の場合、妥協し続ける人生になってしまいそう。
だから私は、現状維持も現状満足もしたくないのです。
自分にできることを今するのみ、です。

そんな思いを抱えながら日々前進してきたことが、
ありがたいことに今日の技術や
通院くださる患者さまの笑顔やリピートの多さにも
つながっているのかなと思っています。