麻布十番の美容皮膚科
イーメディカルクリニック麻布

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長男と過ごす休日

 

何をするわけでもなく、
ただ横に並んでのんびりと長男と過ごす休日。

最近、息子たちが小さかった頃をよく思い出します。

私には別居、離婚の経験があります。
子供たちを紆余曲折の人生に巻き込んでしまったのに、余裕がなかった私はいつも必死で、子供達に強い言葉で怒ってしまったり、他のお母さんと比べ十分に時間をとってあげられないことも沢山ありました。

幼い子供たちを育てていくために、
まず生計を立てなければ。

住む家は?状況に応じて変えればいい。
ただ、栄養バランスの良い食と教養だけは、
私ができる限りのものを与えたい。

優先的なことはカタチではなく
健康と教養を主軸に考えて、
これまで築いたものさえもいったん断捨離。
愛着のあった一軒家も出て、
1ルームに引越しました。

一家の主人としてほぼ休みなく働いていたので、
遠出ができず旅行なんて夢のまた夢。
わずかな休みに近場にシートをもってよく出かけていました。

世知辛い世の中を女手一つ、がむしゃらに生き抜いていく一方で、母として欠けている生活に自分を責めたし、孤独で不安になる夜は、子供たちのベッドに潜り込み抱きしめながら眠りにつく。

寂しさや複雑な思いを子供たちに背負わせてしまった申し訳なさは、慌ただしい毎日の中に埋もれては湧いて出てきてを繰り返し、子供たちは成長していきました。

世の中のママたちは自分の時間なんてなく、
自分のことは二の次。
しかも私は自分で選んだのだから、子供たちには不自由はさせまいと、仕事は自分がやりたいこととは違うこともやって、そんな経験は私を強くしていきました。

そうしていくうちに、いつのまにか抱っこがなくなり、いつのまにか腕の中に全力で駆け寄ってくることもなくなり、いつのまにか手を繋がなくなって、いつのまにか私の知らない自分の世界をみつけ、ふと振り返れば私にくっつきまわっていたあの頃は懐かしむほどの過去になってました。

終わりが見えない子育てに途方にくれていたときがあったのに、今じゃ子供の声や音に敏感だった本能は劣化したかのように深い眠りに落ちるし、自分の時間も趣味も作れるようになったけれど、いよいよ成長の嬉しさと寂しさが交互する子育ての終盤へ。

今この瞬間は、2度と戻らない。
あと少し、一緒の時間が重なれば嬉しい。
ただ黙って横並びにこうして座ってくれる時間も、いつのまにか懐かしく思う過去になってゆくのでしょう。