カラーとパーマは日数を空けた方が良いという理由

こんにちは。イークリニック麻布の高橋栄里です。

みなさん、美容室で「カラーリングとパーマは同時ではなくできれば日数を空けた方が良い」と言われたことはありませんか?特に髪が傷んでる人は言われたことがあるのではないでしょうか。今回は、カラーとパーマは日数を空けた方が良いという理由について解説していきたい思います。

 ヘアカラーとパーマは別にする方が良い!

カラーとパーマを同日施術は髪に負担がかかるのはもちろん、もうひとつ理由があるのです。医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(略称:医薬品医療機器等法)において、同時施術は禁止されているためです。この法律で、医薬部外品にあたるカラー剤・パーマ剤を同日に行うことは禁止されています。

これは髪や身体への影響を考慮した決まりであると同時に、同日に施術を行うことで一方の薬剤がもう一方の薬剤の効果に影響を与える可能性もあることを考慮した決まりなのです。カラーもパーマも、髪の表面を覆っているキューティクルを開いて薬剤を浸透させます。同日施術の場合、一方の施術後すぐに髪の状態が安定しないまま再度キューティクルを開いて再び薬剤を浸透させるためよりダメージが大きくなるのです。

また、片方ずつ施術の場合に比べ多少なりとも仕上がりにも影響が出るため、後悔しないためには、可能な限り数日空けて別日に施術を受ける方が良いでしょう。

 同日に施術してOKな場合もあります

パーマ剤には医薬部外品に分類されるもの、化粧品に分類されるものの2種類あります。化粧品に分類されるパーマ剤はコスメパーマ等の名称で呼ばれています。化粧品に分類されるパーマ剤であればカラーと同日の施術でも特に規制を受けることなく行うことができるのです。そもそも医薬部外品と化粧品の違いとは何かご存知でしょうか。分かりやすくいうと医薬部外品は医薬品と化粧品の間のレベルと捉えてください。医薬品は医師の処方が必要な、いわゆる「薬」です。

それに対し、医薬部外品は、効果・効能は謳えるものの、作用が穏やかなもの・予防の範囲に収まる程度のもの。化粧品は、医薬部外品同様作用が穏やかなものかつ、限られた効果効能しか謳うことができないものです。ここでパーマ剤における医薬部外品と化粧品の差についてですが、化粧品に分類されるパーマ剤=医薬部外品に分類されるパーマ剤よりダメージが少ない、とは限りません!

パーマ剤には様々な添加剤が配合されています。その内容成分によっては「コスメパーマ」とはいえ髪へのダメージが大きく左右されますので、やはり極力カラーとパーマの同時施術は控えるのが髪のためには良いでしょう。

 ヘアカラーとパーマを同日施術する場合どちらが先?

同日に施術をすると髪に負担があるとはいえ、なかなか美容室へ行く時間が取れない方は同時に行いたいですよね。その場合、カラーを先にした場合とパーマを先にした場合でどのように仕上がりに差が出るのでしょうか。

カラーを先に施術した場

あとから行うパーマは綺麗に仕上がりますが、パーマ剤によってカラーが多少色落ちしてしまいます。

パーマを先に施術した場合

あとから行うカラーは綺麗に仕上がりますが、パーマが緩くなってしまう可能性があります。

どちらから先に行った場合でも多少の妥協が必要になる可能性が大きいですが、多くの場合は色落ちを懸念し、パーマを先、後からカラーを行う場合がほとんどのようです。

その方の髪の状態に応じてできる限りダメージを抑えられるように薬剤を考慮してくれる美容室もたくさんあるようですので、美容師さんとしっかり話し合ったうえで施術を受けることをおススメします。

出来る限り数日の空けての施術が理想ですが、やむを得ず同日に行う場合は美容師さんと相談し、髪へのダメージをしっかりと理解したうえで行いましょう。

 

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