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ブラッシングにより髪が傷む理由
こんにちは。イークリニック麻布院の高橋栄里です。今日は髪のブラッシングについてのお話です。
ブラッシングのし過ぎには要注意!
ブラッシングには、髪の絡みを解いたり、ほこりや汚れ、絡まった抜け毛を取りのぞいたり、ヘアスタイルを整えたり、といった効果があります。言うまでもありませんが、適度なブラッシングは髪の健康を保つためには効果的なものといえますね。
実は逆に髪や頭皮を痛めてしまうこともあるのです。その原因の一つとして挙げられるのが静電気。ブラッシングをすると静電気が起こるのですが、この静電気が髪の毛のキューティクルを剥がしてしまうんですね。静電気により髪の毛はプラスに帯電、プラス同士の髪の毛は反発しあい、はがれやすくなったキューティクルは損傷していきます。また、プラスに帯電した髪の毛とマイナスに帯電したブラシ等が引きつけあい、そこで摩擦が生じて損傷をおこすのです。毛が損傷してしまうと切れ毛や枝毛などを起こしやすくなってしまいますし、髪のパサつきや広がりといった見た目にも悪影響が出てしまいますから、できるだけ避けたいところですよね。
予防として大切なのがブラシ選び
その予防の一つとして大切なのがブラシ選び。比較的、髪へのダメージが少ないのは、猪や豚の毛などを使用したブラシで、ナイロン製は、それらと比べると髪へのダメージを起こしやすいと言われています。
最近では静電気が起こるのを防ぐ効果を謳った製品などもあるようです。また、頭皮へのダメージもブラッシングの際に注意したい点です。やさしく撫でるように、適度な刺激であれば、マッサージ効果やリラックス効果が期待できますが、力加減を間違えたり長時間続けたりするのは逆効果。頭皮を傷つけてしまうことになりかねません。薄毛の予防にとブラシで頭皮をトントン叩いている方のお話をたまに聞くことがありますが、あれは正直あまりおすすめはできません。
マッサージを行うのであれば、指の腹などやわらかいものを使って適度に行いましょう。冒頭に書きました通り、髪にとってブラッシングは良い効果をもたらしてくれるものですから、適切な方法で上手に利用して、健康な髪と頭皮を守っていただきたいと思います。