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薄毛の歴史 ヒポクラテスの驚きの治療法とは?
こんにちは。高橋栄里です。今回は薄毛のお悩みの歴史についてのお話です。
薄毛は男らしさの象徴?
みなさま、薄毛のお悩みって、いつから存在していたかご存知ですか?薄毛は男らしさの象徴である、という意見もありますし、実際に薄毛を発症していても魅力的な方はたくさんいますよね。それがだんだんと男性の美意識の高まりとともに薄毛を気にする方も増えてきたような感じもしますので、比較的近代になってからの悩みのように思っている方もいるかもしれません。
薄毛の悩みは紀元前から存在していた?
しかし、実は薄毛のお悩みは遥か遠い昔から存在していた、ということが歴史に残されていたのです。古くは紀元前まで遡ります。エジプト文明の遺跡から発掘された文献のひとつを解読したところ、それがなんと「薄毛の治療薬」の処方だったとのこと。その内容がこれまた驚きで、ライオン、カバ、ワニ、ネコ、ヘビ、はたまたオタマジャクシなどを用いて作られていたんだそう。
哲学者たちも薄毛治療に奔走していた!
また古代ギリシャ時代、医学の父と言われたヒポクラテスは、薄毛に悩む患者達の頭にハトの糞を塗ることで治療を行っていたそうです。また、哲学者のアリストテレスも抜け毛の対処法として、自らヤギの尿を頭に塗っていたんだとか…なんとも衝撃的な治療法ばかりです。
ですが治療法はともかくとして、古来より「薄毛=治療の対象」とみなされていたというのはちょっと意外な気がしますよね。もちろんこれは、毛髪とは頭部を外傷や紫外線などから守る役割を持つものである、との考えから治療を行っていただけであって、外見的な「見栄え」を気にしてのことではなかったのかもしれません。
かの英雄は薄毛の代名詞にされていた?
一方で、薄毛が嘲笑の対象にされていたかのような文献も残されています。
かのローマ帝国のシーザーは、人々からその薄毛を揶揄されることについて悩んでおり、そのため戦功の証である月桂冠を儀礼の際だけでなく、日頃からかぶれるように元老院に嘆願をしていたんだとか。そして実際にその許可がおりたときには心から喜んだそうです。
16~17世紀ごろにはヨーロッパでは装飾的に「カツラ」を着用していますが、こうした歴史からも、髪は大事な存在だったことがうかがえます。
現代は病院で治療ができる時代
古来より薄毛の改善についてはさまざまな治療法が試みられてきましたが、残念ながら明確な効果をあげることができたものはありませんでした。しかし、現在は医学の進歩により薄毛は病院で治療ができる時代になっております。薄毛・抜け毛でお悩みの方は、一人で悩んで症状が進行してしまう前に、ぜひ専門医までご相談ください。