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塩谷信幸先生がいらしてくださいました
北里大学名誉教授の塩谷信幸先生がイークリニック麻布にいらっしゃいました。
塩谷先生は、日本で形成外科という新しい科を築き上げてきた大先輩のドクターで、
国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事も歴任され、
現在も形成外科、美容外科の発展に尽力されています。
形成外科は世界的には古い歴史のある分野なのですが、
実は日本で正式に形成外科ができたのは 1960年、
標榜科として認められたのは 1975年とわりと最近になってから。
日本の形成外科の歴史は、1972年に世界に先駆けて遊離皮弁移植術に成功し、
マイクロサージャリーの技術が飛躍的に進歩、
現在では世界的にも最先端の形成外科診療が行われるまでになりました。
私が医師になった20年ほど前は、まだ医局制度が根強く、
研修医は大学病院の医局に属する時代でした。
私の医師としてのスタートは形成外科の入局からです(研修を終え皮膚科へ転科入局)。
当時はまだまだマイナーな科で形成外科がない大学病院もありました。
今や美容につながる分野として人気の科となりましたが、
当時は再建外科中心のザ・外科的な要素が色濃かった時代で、
入局者もとても少なく(私が入った医局は大学病院で研修医2名、
他に出向もあるため実質1名状態)、体力的にも厳しい毎日でしたが、
解剖学的なことや外科的なことをどっぷり経験できたことは、
現在私が行っているヒアルロン酸やボトックスなどの注入治療や糸リフティングの治療にも
生かされていると思います。
また、当時は皮膚科がレーザーを所有していた大学病院や総合病院はあまりなく
(皮膚科はわりと保守的な科なのです)、形成外科がレーザーなど積極的に行っていましたから、
一早くレーザーに触れることができ、第一世代のレーザーから様々な症例が経験できたことも
後に美容医療を選ぶきっかけにもなりました。
その後、身体を壊し開腹手術を受け、約2ヶ月間の入院生活、
退院後もリハビリで大変な経験もしました(患者さんの気持ちがすごくよくわかった)が、
これを機に皮膚科に転科した経緯があるため、
形成外科のドクターとも繋がりがあるというちょっと特殊な経歴を持ちます。
皮膚科に転科後は皮膚をしっかり学び、
皮膚が診れるようになってくるとさらに美容医療は奥深くなり、
念願だった美容皮膚科医として研磨を積んでいる毎日ですが、
一昔前まではベールに包まれていた美容医療が少しずつオープンとなり、
情報共有ができるようになり、技術を提供しあい、ディスカッションを繰り返し、
医療が発展してきたのは、このような大先輩方の努力なくして語れません。
雲の上の存在だった大先輩が、直接応援にきてくださり、
恐縮ですが様々なご質問も受け、答えていく中で心強さもいただきました。
「未来は変えられるから、前に進もうとする人の助けになれたら」と始めたこの仕事は、
多くの人の可能性が広がっていて、熱量は深まる一方です。
気がつけば私も先輩と呼ばれることの方が多くなり、
後輩たちの活躍につながるように、少しでも参考になる軌跡を残していけたらと願ってやみません。
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