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更なる美の追求。~技術研修報告~
こんにちは。イークリニック麻布の栄里です。
先日技術研修の一環として、韓国の大手美容クリニックに数日間行って参りました。
美容医療大国の韓国へ
韓国と言えば真っ先に浮かぶのがキムチや韓流スターですが、女性の中には美容医療大国としてのイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本よりも美容外科への敷居が低く、美容皮膚科ともなると日本で言うエステや美容院へ行く感覚と同じぐらい気軽に行くそうです。親から娘への誕生日プレゼントが美容医療、なんてことも珍しくないそうですよ。すごいですよね。
さてその韓国の美容医療についてですが、上記したようなお国柄だけに、日本よりも技術はかなり進んでいるんでしょ?と言われると実は必ずしもそうとは言い切れなかったりするのですが、非常に参考になったことはたくさんありました。
まず、お隣の国と言えども外国ですから、国民性の違いが大きいです。あちらのドクター曰く、韓国の患者様は「とにかく早く結果を出したい」「すぐにわかる効果がほしい」と希望する患者様が多いそうで、常に新しい美容治療を求める傾向にあるそうです。
そのため日本ではこれ以上やってしまうと痂疲や皮下出血などが起きてしまう…といったレベルの治療も厭わずに行い、むしろそうした副作用が出ないと「これ効いてるの?」と逆にクレームになる事もあるんだとか。
また新たな機械や治療法への敷居も低いようで、施術の流行り廃りも激しいとのこと。日本ではできる限り術後も自然さを保てるようにダウンタイムは極力抑えてほしいと要望されるのが普通で、新しい治療についてはまず症例を知ってから、という方がほとんどなのでこの点は驚きでした。
とにかく、どのような治療を行うにせよ「エンドポイント」つまり限界領域の見極めが大切になるので、そのデータは必要不可欠。今回は日本では取りづらい副作用やリスクのデータを韓国で見る事ができ、非常に参考になりました。
ご協力を頂いた先生方、モニターの皆様、誠にありがとうございました。
オラクル皮膚科形成外科チョンダム本院へ
今回、私がお世話になったところは「オラクル皮膚科形成外科チョンダム本院」。韓国国内で40院ほどある大手美容クリニックです。
クリニック内は、化粧品売り場のスペースだけでなく、フリードリンクのカフェスペースもありました。
待合では、カウンセラーさんが料金を含めたいろんな相談に気軽にのってくれます。
オラクルではドクターが常に7~8人常駐していて、ドクター1人につきお付きの専属ナースが2名。診察室で診察とカウンセリングをしっかりとドクターが行い、治療メニューが決定したら素早くナースが準備をします。準備が整い次第、ドクターはサッと施術をして、サッと次の患者様へ。
ドクターは臨床に専念でき、患者様もスムーズにご案内される、流れるような効率が良いシステムが出来上がっていました。この点は上手く日本流にアレンジして取り入れたいところでした。
そんな韓国でも、ダウンタイムが嫌という患者様はもちろんいて、そのときのドクターの説明の表現がとても印象的でした。「効果を強く望むのなら、ダウンタイムは当然強いし、ダウンタイムを抑えたいなら、その分効果も弱い。あなたが言っているのは、東京から大阪まで歩いて1時間で行きたいといっているようなものだよ」と。東京と大阪って!(笑)
数日間、大変お世話になりました。ありがとうございました。