ポテンツァとシルファームの違いは？効果・回数・ダウンタイムなどを徹底比較

肌悩みを解決し美肌へと導く治療として人気なポテンツァとシルファームですが、どちらを選んだらいいか、治療の違いや痛み、ダウンタイムなどで悩んでいる人も多いのではないでしょうか？
今回は、この2つの施術の違いを徹底解説していきます。

ポテンツァとシルファームの特徴

どちらもマイクロニードルと高周波エネルギーを使って肌トラブルを改善する治療ですが、どのような特徴の違いがあるのでしょうか。

ポテンツァとは

ポテンツァは、マイクロニードル(極細針)と高周波エネルギーとドラックデリバリーの3つ特徴が兼ね備わった機器です。
微細な針を皮下へ刺入し、針先から高周波エネルギーを照射することで表皮に熱損傷を起こすことなく真皮層に直接熱エネルギーを与え、ニキビやニキビ跡、毛穴、小じわ改善など、あらゆる肌トラブルの改善が期待できる治療機器です。また、新しい治療の選択肢として、肝斑や赤ら顔の根源的治療としても注目されています。

シルファームとは

シルファームは、微細な針を使用して皮膚に高周波エネルギーを照射する施術です。皮膚深部まで高周波エネルギーを到達させることで、コラーゲン生成やターンオーバーを促進します。
シルファームは、肝斑や赤ら顔、ニキビ跡、小じわ、肌のはりの改善に効果的です。また、ターゲットにのみエネルギーを与えるため、痛みや肌へのダメージが最小限に抑えられます。

ポテンツァとシルファームの違い

前述のようにポテンツァもシルファームも微細な針を使用して、皮膚に高周波エネルギーを照射する施術であることが共通する点です。
大きく異なるのは、ポテンツァは特許技術であるCPチップを使用したドラックデリバリーが可能となります。そのため、アクネスカーなどの肌の凹凸の改善にも有効です。またダイアモンドチップでのたるみや引き締めの治療も可能となります。

ポテンツァとシルファームがおすすめな方

治療目的や希望条件によってポテンツァとシルファーム、どちらをおすすめするか変わってきます。それぞれのおすすめを詳しくご紹介します。

ポテンツァがおすすめな方

• ニキビ跡が気になる方
• ニキビが繰り返しできる方
• 赤ら顔が気になる方
• 毛穴の開きが気になる方
• お肌にハリ感やツヤ感がほしい方
• 肝斑が気になる方
• 施術回数を最小限に抑えたい方
• 肌質を改善したい方
• 薬剤による相乗効果を得たい方

シルファームがおすすめな方

• 肝斑が気になる方
• 赤ら顔が気になる方
• 小皺が気になる方
• 毛穴の開きが気になる方
• 費用を抑えたい方

ポテンツァとシルファームの治療効果と目的の違い

ポテンツァとシルファームはどちらも美肌に導くマイクロニードルRF治療で、ニキビ跡・ニキビ、毛穴の開き・たるみ、肝斑、しみ、赤ら顔、シワ・小ジワ、肌質改善に効果がありますが、悩みに合わせて使い分けをし、自分に合った治療が見つけられるよう解説いたします。

ポテンツァの治療効果と目的

ポテンツァは、お悩みによってチップやモードを選ぶことが可能であり、肝斑、シワ、毛穴、炎症性ニキビ、アクネスカーなど色々なお肌のお悩みに対応できる機器です。
特に特許技術であるCPチップのドラックデリバリー技術は、従来機器より薬剤を均一にしっかりと真皮層に届けることができ、クレーター・ニキビ跡に効果的な治療となっております。
ポテンツァは少ない回数でも比較的早く効果を実感する方が多いため、短期間で効果を実感したい方に適しています。また、リフトアップや引き締め効果が得られるチップもあるため、痛みを抑えたリフトアップを受けたい方にもおすすめです。

シルファームの治療効果と目的

シルファームは、肝斑や赤ら顔、小じわ、ハリの改善に効果的です。
肌内部の基底膜や異常毛細血管にもアプローチが可能なため、肌内部から美肌へと導いてくれます。また、高周波エネルギーによるダメージも最小限に抑えることができます。

ポテンツァとシルファームの治療方法の違い

同じマイクロニードルと高周波エネルギーを使用するポテンツァとシルファームですが、施術方法にも違いはあるため、それぞれの施術方法について詳しく解説します。

ポテンツァの治療方法

ポテンツァは、マイクロニードルを肌に刺し、肌表面に穴を開けて施術します。ポテンツァはチップにより施術方法が異なり、肝斑や紅斑に効果的なモードはシルファームと大きな違いはありません。
ドラッグデリバリーシステムが搭載されているチップは、針を刺した時に陰圧がかかり、針を抜くときに薬剤が一気に流れこむため、肌の奥深くまで均一に薬剤を広げることが可能です。
また、針の先端からRFの熱エネルギーも加わることで、

1. 肌に穴をあけたことによる創傷治癒効果
2. RFの熱エネルギーによる効果
3. 薬剤による効果

を1回の施術で3つの効果が得られる施術となっています。

シルファームの治療方法

シルファームもポテンツァと同じように、マイクロニードルを肌表面に刺し、肌の内部で高周波熱エネルギーを加える施術です。
シルファームはRFの照射パターンが調整可能であり、基底膜や異常毛細血管へのアプローチが可能となりました。

ポテンツァとシルファームの痛みやダウンタイムの違い

美容施術や手術を受けた後は一時的に痛みや赤み、腫れなどの症状が出る場合があります。それらが回復し、元の生活に戻るまでの期間のことをダウンタイムといいます。
ダウンタイムには個人差もあり、施術方法や機械によっても期間や症状は異なります。
ここでは、2つの施術のダウンタイムを詳しく解説します。

ポテンツァの痛みやダウンタイム

ポテンツァの場合、お肌に合わせてチップを選択し、モードや針の深さもお肌に合わせて調節することが可能です。そのため、深さやモードによっては施術後に赤みや腫れが現れることがあります。しかし、これらの症状は数日で軽減し、ダウンタイムが比較的短いとされています。
ポテンツァを受けた直後は、赤みや腫れが出やすくなっていますが、翌日には落ち着いていることがほとんどです。

施術直後

施術直後は、赤みや腫れ・ヒリヒリとした痛みを感じやすかったりします。
場合によっては針を刺した箇所が内出血するケースもありますが、翌日からはメイクが可能でメイクで隠れる程度のものとなっております。

術後1〜3日

赤み・腫れ・ヒリヒリ感が落ち着いてくる時期であり、肌のざらつきやかさぶたができる可能性がありますが、気になるからといって肌を触りすぎると、色素沈着を起こす恐れがあるので、触らず安静にして過ごしましょう。

術後1週間

肌のざらつきやかさぶたといった症状が現れますが、次第に落ち着いてくる時期です。

シルファームの痛みやダウンタイム

ポテンツァに比べると、針が小さいので痛みはやや軽減されます。
また狙った部分にのみエネルギーを与えるため、肌へのダメージが抑えられるのも特徴です。

施術直後

軽い赤みが出ることがありますが、施術から数日で引くことがほとんどです。

術後数日間

肌の内側には高周波熱エネルギーを加えているため、乾燥しやすく、紫外線ダメージを受けやすい状態となっております。
施術から数日間は、しっかりとした保湿ケアと紫外線対策を心がけましょう。

ポテンツァとシルファームの施術回数・間隔・期間の違い

ポテンツァとシルファームの施術の回数や間隔、治療期間には違いがありますが、症状によっても変わってきます。

ポテンツァの施術回数・間隔・期間

症状により、1回の施術で得られる効果・持続期間は異なり、深いクレーターやニキビ跡などは5〜10回程度、複数回施術を重ねることが推奨されています。
他のマイクロニードル治療に比べると、「RF照射」「創傷治癒」「ドラッグデリバリーシステム」のトリプル効果により、少ない回数で効果を実感しやすい治療法となっております。
治療目的ごとの効果が得られる回数の目安は、以下の通りです。

• ニキビ跡、クレーター: 4～6週間ごとに浅い傷なら3～5回、深い傷なら5～10回
• ニキビ：4～6週間ごとに1～3回
• 毛穴の開き：4～6週間ごとに3～5回
• 肝斑：2～4週間ごとに5～10回
• たるみ：1ヶ月に1～3回
• 小じわ：4～6週間ごとに3～5回
• 赤ら顔：1ヶ月ごとに3～5回

シルファームの施術回数・間隔・期間

シルファームはコラーゲンの生成やターンオーバーが促進されることで徐々に現れるため、効果を実感するまでに回数と期間が必要になります。
施術間隔お悩みにもよりますが、2〜4週間ごとに5回〜を推奨されています。

【まとめ】ポテンツァとシルファームの違いは？効果・回数・ダウンタイムなどを徹底比較

今回は、今話題のポテンツァとシルファームの違いについて解説しました。
今まで、どちらの施術が合っているのかわからず、治療に踏み込めなかった方もいたのではないでしょうか。
それぞれの特徴や目的を理解したうえで、自分の肌の状態や悩みに合った治療の選択をしていきましょう。

イーメディカルクリニック麻布では、お客様のお肌状態やライフスタイルに合わせた施術をご提案させていただきます。出来るだけ不安や疑問を解決し、お客様の目指す美のサポートをさせていただけたらと思います。
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