ベビーコラーゲン

あなたの肌を見てフルカスタマイズ: コンビネーションでベビーコラーゲン治療を行う際、ベビーコラーゲン水光治療とベビーコラーゲン注入治療、どちらに何mlの製材を使用するかという細かい規定はございません。あなたの気になる部分、小じわの程度、肌全体のテクスチャーなどを詳細に診断。なりたい理想の完成形をしっかりと時間をかけてヒアリングし、最も適した量をそれぞれの治療に振り分けます。すべてはあなたのお肌が決めることです。

ベビーコラーゲンとヒアルロン酸の比較: ベビーコラーゲン注射とは、年齢とともに減ってくる皮膚のコラーゲンを注入で補う治療です。
当院で用いているべビ―コラーゲン（ヒューマラジェン（Humallagen / 5％ヒト由来コラーゲン製剤 / Myco Science社 / 米国）には、Ⅲ型コラーゲンが50％(その他Ⅰ型コラーゲン50% ）含まれます。
Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを1：1の割合で配合した、唯一のヒト由来コラーゲン注入剤です。
Ⅲ型コラーゲンは赤ちゃんの肌に多く含まれている成分で、皮膚の柔らかさや潤いを保ち、細胞の再生を促進する効果が見込まれています。Ⅰ型コラーゲンは体内に最も大量に存在するコラーゲンで、骨や皮膚を形成し、弾力を持たせる働きがあります。
べビーコラーゲン注射は、ヒアルロン酸では難しかった小ジワやちりめんジワ、さらには目の下の凹みの影による黒クマや血行不良による青クマなどに効果的な治療です。
肌細胞を活性化する作用もあり、従来のコラーゲンと比べても、効果の持続力が高くなります。ベビーコラーゲンは、ヒト胎盤を由来とする唯一のコラーゲン製剤です。アレルギーの心配が比較的少なく、肌なじみも良いのが特徴です。
ヒアルロン酸もベビーコラーゲンと同様に注入部位にボリュームを持たせることが出来る製剤ですが、ヒアルロン酸はベビーコラーゲンよりも粘度が高く、肌のより深い凹凸の改善に高い効果を発揮します。
深いシワにはヒアルロン酸を選択し、ベビーコラーゲンはヒアルロン酸では難しかった小ジワやちりめんジワ、さらには目の下のクマに効果的な治療です。
また、ヒアルロン酸はやがて身体に吸収されてなくなってしまいます。ベビーコラーゲンも体内に吸収されますが、Ⅲ型コラーゲンが豊富に配合されていることで、組織の再生能力が高まるだけでなく、自身のコラーゲンやヒアルロン酸を増やすことが期待出来るので、シワ改善効果の持続が長くなります。

1カウンセリング: ご来院いただきましたら、予めご回答いただいた問診票を元にアドバイザーが具体的なお悩みやライフスタイルをお伺いします。ご来院毎にお写真撮影やVISIAの撮影もさせていただきますので、経時的なお肌の状態の変化や治療効果の比較をすることも可能です。
ご来院時の肌状態を見させていただき、患者様一人ひとりのお肌の悩みに合った治療をご提案させていただきます。

ベビーコラーゲン注射の効果の持続期間は、初回は概ね3～6か月程度です。良い状態を持続させるためには完全に効果が無くなってしまう前に２回目の注射をすることが望ましく、当院では最初の頃は3か月に1回程度をお勧めしております。最も良い効果を実感できるのは注入して２週間～１か月後で、その後徐々に効果実感が乏しくなってきて追加注入をするということになります。ただし、ベビーコラーゲンは蓄積効果というものがあり、回を重ねるごとに効果が長持ちするようになっていくのが特徴です。最終的には１年半以上効果が持続するようになり追加注射の期間も長くなっていきます。

ヒアルロン酸注入後の凸凹や注入過多に対して、ヒアルロン酸を分解する薬剤（ヒアルロニダーゼ）を注入することで症状を改善することが可能です。しかし、ベビーコラーゲンは注射で分解・溶解することは不可能です。ベビーコラーゲンは肌に馴染みやすいので、しっかりと調節すれば凸凹などの目立ったトラブルは生じにくくなっています。
しかし、もしもお仕上がりにご納得いただけなかった場合も、成分が体内で分解されるまで待つしかありません。成分が吸収されるまでには数か月ほどかかります。